20131011

小指の小鳥 右足の珊瑚


わたしが20歳のときに
自分を焚きつけるためという
男らしい名目で買った
YOSHiKO CREATiON Parisの指輪。

定番の鷹の爪のデザインを
ピンキーリングサイズで
オーダーして作ってもらったもの。


"小指の小鳥"

とある願いを込めながら
えいっと はめたのをすごく憶えてる。


以来、肌身離さず
お守りのようになっています。

願いごとは 一生かけるものだから
いつまでたっても 叶いはしないけど。



いつも物語を読んでいるような気分になる
YOSHiKO CREATiONのテーマとデザイン。


新らしいテーマは


"「C'est le plus bel , le plus terrible et le plus doux qui orne la terre.」
「この世で、最も美しく、最も恐ろしく、最も優しい」”



すてきだ、くるしい。


上記のつぶやきを ぽつりとしたら
光栄なことに 梶谷さん本人から
「的を得た言葉、ありがとう」と
コメントをいただいてしまった。

もうわたしは有頂天です。


いつもは物欲をおさえるために
展示会にはいかず店頭に並ぶのをまって
うっとり眺めていたけれど。

今回のテーマは なんだかいつも以上に
ぐわしっと掴まれたから行きたい…ぎぎぎ


切れてしまった "右足の珊瑚" も
願い新たに 新調しようかしら。

ブーツ履くと痛いんだけど。



ひとつひとつに丁寧に対応する姿勢や
「感じたままがまたひとつの答えだと思いながら」
「何よりも話すようにつくっている」
という考えにも ときめいて胸がいたい。



美しく、恐ろしく、優しいもの。

きっと人によって浮かべるものは違うけど
痛いとか 滑稽だとか解ってても
抗えないものごとって 幾つもあるよなあ。

こういうテーマは永遠にすきだ。


はやく見たいな、たのしみ。



kumiko



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